2022年9月2日
蔵王温泉バスターミナルから南西に20分程歩いたところにある
鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)。
生い茂る木々に囲まれ手付かずの自然が残る、実はまだ知られていない隠れスポットです。
穏やかな風の日の水面は、青々しい空と緑が綺麗に反射し、反対に曇りや雨の日は、少し霞んだ幻想的な景観を楽しめます。
鴫の谷地沼には誰でも気軽にまわれる周囲1.2Kmの散策道があり、自然を間近に触れながら歩くことができます。
4月下旬からゴールデンウィーク頃には、大きな白い花のような苞(ほう)をまとった水芭蕉の群生が咲き、6月ごろまでは赤い果実を付けたヘビイチゴが見れます。
散策道は木々が陽射しをさえぎるため涼しく、暑い夏の日でものんびり過ごせるのが良いですね。
流れる雲と同じように、時間がゆったり過ぎていくように感じる鴫の谷地沼は秋には紅葉も楽しめます。
蔵王温泉に来られたら、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
取材:山形大学フリーペーパーサークル Y-ai!編集部